くらふと工房 悉有仏 〜しつうぶつ〜
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基 本 四 柱 Ⅳ
初 夏
投稿 2014 05 26~
基本四柱
岩 盤 の 驚 異 !
新製品開発に問う。
中国で人口増加防止対策のために、一人っ子政策を執って久しい。
もし、その子が何かの不幸に合い、亡くなってしまったなら、そこの家系は
絶えてしまう。
両親が若ければ、また子供を創ることもできるのだが、そうでない場合も
ある。これは人口減少そのものだ。
だからかどうかは知らないが、中国の一人っ子政策は、見直されることと
なったと、私の記憶ではそういうことになっている。
これは、生きとし生きるもの全てに当てはまるようだ。
会社も生き物なので、同じようなものである。
会社は代々、経営者引継ぎということで成り立っている。
血筋を重んじる会社もあれば、やむなく、血筋以外の人に会社を託さなければ
ならないこともあるようだ。
今、経営者のことを述べたが、会社そのものを支えている商品も、中国の一人
っ子政策のようであってはならない。
確かに、ひとつの商品で成り立っている会社もある。
これはもう、お見事というしかない。よほど需要の高い商品なのだろう。
また、ひとつの技術で、たくさんの商品を生み出している企業もある。
また、ひとつの原料で、色々な商品を世の出している会社もある。
また、職人芸といわれる技を、代々引き継いている人もいる。
一人の職人が、ひとつの原料で、ひとつの技術を駆使し、ひとつの商品を
世に送り出し、無数の愛好者に尊ばれる。
このように造られた商品は、愛され、必要とされ、もてはやされているに
違いない。
このような物づくりの流れのなかに、私は立ってみたかった。
今ある私の率直な気
持ちである。
さて、会社の一人っ子商品はいかがなものであろうか。
商品子たくさんでも良いのだが、次の子を産まなければ、会社の近い将来は
想像の域を脱しない。何よりも、次の子供を孕む算段をしなければならない。
子供の将来を案じれば、時代に合った商品造りは不可欠だ。
新製品開発を進めていかなければ、会社は先細りとなる。
これから世に出す商品は、今の時代にマッチした商品でなければ、世に送りだし
た途端に消滅する。
私も、新製品開発を何度も経験してきたから、よく理解できる。
物造りは、無形の有を有形に現すのだ。
無形の有とは、頭のなかで描く商品のことである。
その無形の有が重要なのだ。
その想像力は、勿論、金では身につかない。
この世で、金で身に付くモノなど無いに等しい。もともと内在されていたモノ、
後で身についたモノを駆使し、創るなり、書くなり、描くなりして、それが
認められ、その代償としてお金となるのだ。
物づくりとて、これと何の違いもない。
何事においてもそうでが、才能がなければ無形の有は描かれることなどない。
描くことが出来なければ、有形の形・すがたに現すことなどできはしない。
そのような人に、過度の責任を与えることは、先述したとおり、人間形成の
器にヒビを入れることとなる。
しかし、熱意の種子は、誰しもが持っている。
善き相手に巡り会えれば、熱意の種子は発芽し、開花する可能性が大である。
その善き相手に、あなたが巡えるか否かである。
結局、一番大切なことは。熱意の種子の育苗なのだ。
そして、そのことに深くかかわっている上司の訓えに、熱意の種子の重要性が、
在るかどうかなのだ。
人は、無限の才能を秘めているという。
やはり、善き人に会わなければならない。
自分の秘めたる、熱意の種子のためにも。
岩 盤 の 驚 異 !
商品は開拓者
新商品が生まれなければ前途多難である。
大げさに言えば。今、歩こうとしている、目の前の道が無いということだ。
企業が設ける目標そのものに、意味が無くなるのである。
勿論、既存商品で数字目標をたてる。
だが、一向に新製品が出なければ、数字目標の居場所さえなくなるのである。
食事に例えれば。いつも同じ料理を、お膳の中で場所を替えながら出している
ということである。
このような状態で、商品見積書の提出を求められても、いつも同じ見積書提出
になるのである。もしくは、商品の順番を違えただけの見積となる。
だから、何か新商品を造らなければならないのである。
たとえ新商品が出せたとしても、またすぐに、次の商品開発に取り組まなければ
ならない。新商品開発は、会社の開拓者なのである。
何でもそうであるように、突然、パッとひらめくことなどない。
多くの知識と経験、情報など必要なのである。
新商品開発で商品が生まれると、会
社にどのような利益を与えるのか。
新商品開発が成されていなければ、会社にどのような損失を与えるのか。
その原因にたどり着くまで、事柄を掘り下げて行ってはどうか。
自分の足元に、とんでもないモノが、転がり込んで来るかも知れません。
~ 投稿 2014 06 01
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