雪の夢と鈴の音

雪の夢

 

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  投稿 2019・04・15

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表紙雪夢

雪夢1

雪夢2

雪夢3

雪夢4

雪夢5

雪夢6

雪夢7

雪夢8

雪夢9

雪夢10

雪夢11

雪夢12

雪夢 写真

雪夢裏

わたしの最年少の友達に1年生の雪夢さんと5歳の鈴さんがいます。

何と読むのかと申しますと、雪の夢と書きまして「ゆめ」といい、鈴と

きまして「りん」といいます。

両親はお嬢さんにとても素敵なお名前をお付けにならましたね。

2月バレンタインデーの日がやってきました。

いつも小学生と中学生の3名の女子からチョコレイトをいただきます。

当日から数日の間にいただくのですが、それは義理チョコというよりも

感謝チョコですね。

二人がやってきたのは、その日から一週間ほど過ぎたころのことです。

ピンポーン」と玄関のチャイムがなりました。

わたしは玄関ドアをいつも施錠していませんので、玄関口に出て

「はい!開いていますので、どうぞ!」と声を掛けました。

そうしたら、勢いよくドアが開き予期せぬ人が現れたのです。

「あら!雪夢、鈴!」

わたしが嬉しそうに声を掛けたら、二人はそろって

玄関に入ってきました。

そうして「つちやさん!これどうぞ!」と声をそろえていいながら、

わたしの目の前に小袋を差し出しました。

わたしは子供の目線になろうと腰をかがめながらそれをみました。

それは、小さなチョコレイトが4個入っているリボン付きのセロハン袋でした。

二人で仲良く両手を添えながら差し出してくれたのです。

わたしはその仕草をみたとたん、体じゅうに感激が走りました。

「めんこい!」

わたしは満面の笑みを浮かべながら、二人の頭を髪の毛が抜けるくらい

かわるがわるなぜました。

それでもわたしの気持ちはおさまりません。

しゃがみ込み二人を抱き寄せたい衝動に駆られていました。


それから一か月。

ホワイトデーのお返しもすみました。

でもわたしの心はあの感動ず~っと引きずっていました。

何か別のお返しがしたい。

そしてある日、突然、

頭の中に冬の星空と、綿雪が舞い降りる光景が鈴の音とともに

浮かんできたのです。

その光景を頭の中で眺めていると文章が湧きあがってきたのでした。

これが「絵本 雪の夢と鈴の音」の制作のはじまりです。


悉有仏

 

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