【ジオラマ・クラフト 空想景】

  作 品 集 

                 

 

 

 

 

               

Kyuu-Soubetsutyou-yakuba        Syoku-koubou-Tiroru                     Banngakusou

 

 

 

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Dream  house                        Ssamatei-suenaga                  Ssamatei-toyakotyo

                

 

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ついに 伊達武者ナビに登場!

いよ!待ってました!

 

 

 

 

 

 

ジオラマ 空想景

 

とは

縮小した建物を、空想で創った風景の中に再現したジオラマをいいます。

創作の完成は、鑑賞者がジオラマにingの世界  ―現在進行形の世界― 

想像し、空想の世界を現実想像することで完結とします。

それゆえ 物質的には、創作は未完の妥協である! といえます。

 

 

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物作りの原点

 

「好きこそ物の上手なれ。」

古の人は、実にうまいことをいうものである。

この言葉こそ、物作りにとっては初歩の初歩。

基本中の基本。

初めの一歩。

ってな、わけで。まずは、好きでなければならないのであります。

わたしの作品を見た人の十人中九人は、必ず次のようにいいます。

「器用なんですね・・。」

それは、そうなんでしょうけど。

ただ、物作りが、好きなだけなのです。

器用というよりも、好きなんですね、と言われてほうが、わたしは、好き!です。

器用か不器用かではなく、好きか嫌いかではないでしようか。

わたしは不器用な人は、いないと思っています。

嫌いな人は好きになるように、努力をすればよいのです。

とはいうものの・・・・ねえ。

そうは、なかなか・・・・いかなくて。

嫌いなモノは、嫌いで、好きなモノは、好きなのですよ。

でも、泥棒気と大工気は、誰でもある、というではありませんか。

人間は、根っから、物作りができるように、仕組まれているのですよ。

いつでしたか、NHKのTVで、木工組み細工の後継者問題が放映された町のこと

を覚えています。

その町では、後継者いなく困り果てたすえに、一般募集をしたのです。

そうしたら、その工場に一人の若者が来ました。

社長が、その若者に、前、何をしていたの?と質問をしたら、

「いろいろ・・」

と、ボソっといったきり、黙り込んでしまいました

「フリーター・・・・」

また、ボソっと下を向きながらいいました。

「木工仕事やったことあるの。」

「・・・。」

若者は、小さく首を横に振るばかり。

社長は、作品を見せながら、こういうのだけれど、できそう?と聞きました。

「・・・したことがないから・・わかりません・・。」

それもそうだ!

社長は募集した手前、その若者を採用することにしました。

その日から、若者は、工場の二階で、住み込みをはじめました。

社長は、その若者に、組み細工で一番簡単な、ゴミ入れを作らせることにしたので

す。そして入社一日目の日、若者は熱を出し、3日間も仕事を休みました。

そんな若者に、社長は少し嫌気をさしていました。

若者は、どうにか熱も下がり、元気になり修行が始まりました。

それからというもの、来る日も、来る日も失敗の繰り返しでした。

そうしてようやく、社長がどうにか認められる作品を、作ることができたのです。

社長はその作品を、町の展示即売会に出品しました。

展示会の仲間に、社長はお願い事をして工場に戻りました。

「もし、買ってくれる人がいたら、すぐに電話をください。」

まもなく電話はきました。

社長は、大喜びで若者を車に乗せ、会場へいきました。

そこに、中年の女の人が、若者の作った木工組み細工を手に持ちながら、会場を見

てまわっていました。

社長は、その人に事情を話し、彼に会ってくれるように頼みました。

彼女は、快く承諾してくれました。

TVには、その時の会話は流れませんでした。

三人を遠巻きに映し出していただけです。若者は、頭をぺこぺこさげてています。

社長は、彼の背中に手をおきながら、彼女に何やら話しをしています。

最後に、中年の女性が、これからも素晴らしい作品を作ってください。

といいながら、彼の差し出した手を握っていました。

三人のなかで一番、社長の顔が輝いていたのを覚えています。

さて、長々なりました。

彼は、好きか嫌いか分からないものを、好きにしたのであります。

器用か不器用かではありません。好きか嫌いかなのです。

自分の作品を認めてくれる人が,、一人でもいるということは大きな励みになりま

す。好きこそ物の上手なれ。に、さらなる磨きがかかることでしょう。

まずは、みなさん。

好きになりましょう。何事にも・・。

好きになりたい・・ものです・・ね。

 

はい!

 

 

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冬之月

 

 

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投稿 2013 09 03

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