随筆 限界峠を超えて

カムチャツカの真実 12

蟹工船 協宝丸の世界

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カフラン沖

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カムチャツカ  蟹工船


1970 「協宝丸」乗船

1971 「晴風丸」乗船



カムチャツカ漁場航路図

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記憶をたどり書き続ける ノンフィクション物語

随筆「限界峠を超えて」を、専門家がどのような評価をしてくれるのか

知りたかったので、文芸社で行っていた「出版費用0¥キャンペーン」に

2018年 6月5日に応募した。

6月末に文芸社から同封した作品講評が送ってきた。

そのなかに、母の回想に加筆しても良いのではないか、「ロスケ」ということばは

差別的用語ではないかと指摘をいただいたのである。

その後、担当者と交わした電話での応答は次の通りである。

母の加筆も当然考えたが、あまり深入りすると本編から外れていくのではないかと

おもいとどまった。「ロスケ」の問題は、何年か前に北方領土問題のアニメ映画を

みた時に、何度も「ロスケ」と言っていたことを話したが、

今この時代には、問題があると話されていた。

たが何か注意書きでもすればよいのではとも言っていた。

それからしばらくして文芸社からまた電話が来た。

今度は文庫本の担当者からであった。担当者が言いう。

数年前に、小林多喜二の「蟹工船」が流行った。

その要因のひとつに若者が文庫本を買ったことにあった、というのである。

あなたの書いた本を文庫本で出版すれば必ず売れます。

私の部署の全員が読みました。この出版を部署全員がお勧めしています。

出版費用もできる限り圧縮しますので考えてみてはくれませんか。

これは会社内部評価のことなので、外部公表はできませんが、でもあえて言います。

弊社評価基準は段階あって、AがトップでGまであります。

あなたは B+ です。

私の要望はこれを聞いたとき叶ったのであった。


文芸社からの作品評価文は下記のとおりである。

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多くのたましいの上にたち

思い出が 遠く小さくなると

記憶の川にながれていく

だが 遺された記憶のかたまりは

朽ち果てず より近く

そして より鮮明となる

あぁ わたしの不滅のたからは

北洋西カムチャツカを築き上げた

多くの熟練の魂と

わたしの未熟な魂が創りあげた

最高傑作品なのである


今も 兎が飛ぶ海に

めくる頁の音がする

                     悉有仏


たらばかに

 六九年物

必読!蟹工船へ


くらふと工房 悉有仏


ジオラマクラフト製作
 

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