と　も　み　語　録　！

  

ワ～ド・フリ～ハンド絵画 

投稿　２０１４　０８　２７

 

 

 

 

 

 

          たとえば

 頭に　ふうっと浮かんだことばを　書き留めた短い文です。 

 

ワ～ド・フリ～ハンド絵画

 

 

 

 

 

 

 

 

悉　有　仏　語　録

 

 

 

 

其の５

世は無常　月陽風雲　音立てず　たたく戸口のヴエートーベン

 

大自然は時に、人間の過ぎたる傲慢を戒めるために、大きな自然災害を下すとい

う。それを古の人々は、天災と呼んだ。近頃では、人災とも呼ぶそうだ。

だが、それ以外の日常の成り行きは、日々静かに過ぎ去っていく。

がしかし、ある日突然、何の前触れもなく、恐怖がむくっと起きあがり、幸福の戸

口を叩くのである。

ヴートーベンの運命の冒頭の旋律のように。ある日、突然やってくるのだ。

幸福は、寝かしつけている心配や、不安、悩みや、苦の子どもたちが、起きるので

はないかと、気が気ではない。

運命の旋律を、全身の毛穴から取り入れたのは、幸福ばかりではなかった。

添い寝をしていた、我儘な子供たちが、この世の終わりのような、言動を発し始め

たのであった。 

 

世は無常　月陽風雲　音立てず　たたく戸口のヴエートーベン

 

投稿　２０１５　０２　０７

 

其の４

倹約の峰を登り詰め　質素の底を舐めきった　

　　　　　　　　　　　　時代の親たちよ　感謝に余り無し！

 

 

 

これ以上の倹約生活は無く、これ以下の質素な暮らしも無いなかで、命をつないで

きた時代の親たちよ。

今ここに在る私は、その結果であります。

いくら感謝しても、感謝しても、感謝しても、満つることなどありません。

 

 

投稿　２０１４　１０　０９

 

 

 

其の3

失うに　悲しむなかれ　我とて　無常の世にあり

 

 

 

 

大事なモノが壊れてしまった。　

愛していた大切な人を失った。　　

それはそれは、言葉に言い表せないほどの悲しみでしょう。

 

しかし、我々は常住の世に生きている訳ではないのです。

重く苦しい悲しみを引きずって生きていても、我々は死に向かって歩いていること

だけ確かです。

そう。

我々は無常家の人なのです。

一瞬とてとまる事のない世に生きているのです。

常無き世に生きているのです。

失ったもの、壊れ果てたものに、いつまでも執着してはいられません。

私たちもいずれ、死に至るのですです。

その死を見据えて生きていかなければなりません。

我々も、いずれ死ぬのです。

 

そうそう、悲しんではいられません。

この生き方が、無常の世の生き方なのです。

 

 

失うに　悲しむなかれ　我とて　無常の世にあり

 

 

投稿　２０１４　０9　２２

 

 

 

 

 

 

 

其の２

悩み  苦しみは　よその子ではありません

 

 

悩み　苦しみという子は、よその子供ではないと言っています。

よその子ではないということは、そうです、自分の子供ということです。

自分の子供ということは、自分で産み育てているということになります。

自分の子を育てるだけでも大変なのに、そのほかに、

たくさんの子ども、悩み・苦しいという難儀な子も育てていく。

もうこれは、重労働です。

根拠無き子だくさんになる必要などありません。

産まないようにしたいものですね。

そうすれば、育てることもありません。

不安、心配事もなくなることでしょう。

 

 

悩み　苦しみは　よその子ではありません

 

投稿　２０１４　０８　２７

 

 

 

 

 

其の１

 自分の存在は　人へのいたわりと　優しさのなかにあり

 

 

 

自分の存在は、他の人に対するいたわりの気持ちと、優しい心によって、

その人の心に自分という存在が形成されるのかもしれない。

自分の評価を求めてその行為を起こすわけではない。

その行為が、ごく、普通であって。

その行動が、極々、自然体で表出されれば。

きっと喜ばしい結果を招くことになるであろう。

結果は、相手が諸々の行動に表出してくれる。

そして互いに、善き友となり、研ぎ澄まされていくに違いない。

 

 

自分の存在は　人へのいたわりと　優しさのなかにあり

 

 

 

投稿　２０１４　０８　２７

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