【２０１２年度　作品】  

作品名    紫明苑  ーしめいえんー

  

紫明苑

悉有仏

投稿　２０１２　０１　２５

 

 

 

 

 

 

 

 

悉有仏のひとり言・・

町の文化財級建築物になるほどの建物なのだから、昭和４２年改築当時の紫明苑は

洒落た建物であったでしょう。

今、（２０１２年１０月２２日）保存工事の真っ最中である。完成セレモニ～を

（２０１２年１１月１1日）に執り行うという。

もとの姿がよみがえることでしょう。 これを機会に町民にもっと知っていただいた

ほうがよいと思います。

旧役場のジオラマ空想景の寄贈式に、前教育委員長から、紫明苑の存続か取り壊し

かの選択を協議中です。維持経費の面から取り壊しに決定した場合写真でも撮って

保存しておきましょう、ということになっています。といっていた。

そこに私のジオラマ空想景がヒョイと現れたのです。

「Ｔさん。 これで紫明苑作れますか？」　

「はい。作れます。」　

が、苦労の始まりでした。

写真を百枚近く撮りスケッチも沢山描いて・・。

現場に数え切れないくらい通いつめ・・。

でも、私には前教育委員長のお気持ちがよくわかります。

きっと、紫明苑は私との出会いを待ち焦がれていたのかもしれない。

これはもう何ら不思議もない必然の理なのではなかろうか。

そう思うことにしよう・・。

 

 

 

悉有仏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紫　明　苑　

 

 

 

寸法　建物　幅１４×奥行１２×高６（cm）

 

悉有仏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紫明苑の周りには、樹齢１５０年の木や老木のオンコなどがあります。

ジオラマの老木オンコもそのなかの一本です。

小規模な森林と隣接している、紫明苑の空間だけは、今も開拓の風が吹いているよ

うに感じます。

 

 

 

悉有仏

 

 

 

 

 

 

 

紫明苑　

間取り　ジオラマ

 

 

紫明苑 間取りのジオラマ

 

教育委員会は、２０１２年１１月１０日の紫明苑保存工事完成セレモニ～に、紫明

苑のジオラマと一緒にケ～ス入れてお披露目をしたいもうひとつのジオラマ が、昭

和４２年以前の紫明苑の間取りのジオラマです。

本来、建物のジオラマがよかったのですが資料不足で創ることができなかった。

ケ～スに二つのジオラマを納め解説文で解りやすく掲示することにより、ジオラマ

が生きてくると思います。

古いものが簡単に忘れ去られていく昨今。

古いものは形あるものばかりではありません。

積み上げられてきた時代の頂点に生をおき、「今」を生かされている感謝さえも忘

れているのではなかろうか。

こころのより所を持たない人たちが増えてくるということは、末法の世の到来なの

かも知れない。

ではではみなさま、

「極、当たり前のことを、極々、普通に行いましょう。」

でもこれは、とてもとても難しいことのようです。

それ では、間取りジオラマです。

 

 

悉有仏

投稿　２０１２　１１　０４

 

 

 

 

 

 

間取り　ジオラマ

 

            

 

 

 

            

 

 

 

 

 

 

 

紫明苑と間取りの合体 ジオラマ

 

台　 幅６３×奥行２６（cm）

 

 

 

 

 

              

 

 

 

 

 

 

ケース入り　紫明苑

未完の妥協をみた！

２０１２　１１　０３

 

 

 

 

 

悉有仏

 

 

 

 

 

 

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